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ずっと相変わらずマンガは読んでたんで、最近読んだは変だけど、ま、最近の作品って事で。

おとめ妖怪ざくろ 1 (1) (バーズコミックス)おとめ妖怪ざくろ 1 (1) (バーズコミックス)
星野 リリィ

幻冬舎コミックス 2008-01-24
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星野リリィさんの、一般誌、しかも青年物作品ですよ!
相変わらずかわいい絵柄で、ファンタジー、大正系ときたら、私の好きなものてんこ盛りで、結構読み返しましたよ~。

時代は明治~大正辺り、日本が太陰暦から太陽暦に切り替わり、太陰暦に慣れ親しんでた妖怪(作中では妖人と称され、普通にあるものという設定)達は不満を持っていた。
それをなだめ、更に魑魅魍魎の関連する事件を解決する為に、妖怪と人間代表で取り組む特殊機関、「妖人省」というのを設立したことからお話が始まります。
そして、妖怪(正確には狐との半妖)の女の子と、帝国陸軍軍人がそれぞれペアを組むんですけどね、何と言うか、もう、お約束のバラエティで(笑)
といっても3組なんで、どれにしようと目移りするほど多くもない、丁度いい数ですよ。
なんかツボ押さえてるなぁと感心すらする(^^;

女の子達は全員揃いの着物を着てるんですけど、これが適度に崩してあって、凄くかわいいんですよ('-'*)
それに、軍人さんの軍服もイカス! 衣装フェチなんで、その辺りかなり嬉しいです。それだけでも買ってよかった~って思った。
あと、それぞれのペアの、それぞれの心の交流とか、ギャグ具合とか、とにかく安心して見られる、実に良質なマンガですね。
どうもかなりの時々連載らしく、次の刊行はもしかして1年半後くらいかもしれないのが残念(;´Д`)
ぞれぞれのその先が非常に気になります。
特にまだ出てきてない、双子妖怪とちびっこ少尉さんのお話。読みたい。
ちなみに、軍人さんたち、褌着用らしいですよ? さすが、ツボは外しませんねぇ(笑)

3月のライオン 1 (1) (ジェッツコミックス)3月のライオン 1 (1) (ジェッツコミックス)
羽海野 チカ

白泉社 2008-02-22
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↓表紙画像はこんな感じ。

こちらも青年誌掲載作品。
とりあえず、かなり痛かったです(私には)

お話は、17歳のプロ棋士少年と、美人(そして巨乳)なお姉さんを筆頭に、中学生、幼稚園の3姉妹家族との交流を、少年の始点で綴られる物語。かな。大雑把に言うと。
さいしょこのアオリをみて、「ああ、その三姉妹に影響されて、少年が成長する物語なのかな?」と軽く考えてましたけど、全く違いました(笑)
何と言うか、優しくて残酷な世界ですね。
人はまあある程度生きてると、毎日がハッピーではなく、かといって毎日が不幸でもない、その境界に身を置いて、自分と折り合いをつけて生きているものだと思うんですが、その境界がそれぞれ違うものであり、そして、そういう人達と関わっていくと、また色々な想像しないことが起こるわけなんですけど、それを足し算するでもなく引き算するでもなく、まんま写し取った、そんな印象を受けるマンガでした。
マンガだと、残酷な現実や、知りたくないことはぼかしたり遠ざけて描いたりするものですけど、それが一切ない。
だから、主人公の零を取り巻く世界は、残酷な事と暖かい事が、それぞれ渦巻くように取り囲んでて、そして、それと一緒に生きている、そんな印象を受けるマンガでした。

これまたマンガだと、そこを打破したりして、よりハッピーになるように持っていくのが王道と言いますか、ま、そんな感じだと思うんですけど、清濁併せ呑んで、フラフラしつつも少しづつ前に進んで、時には後退してる感じですね。
そのギリギリの痛さを癒してるのは、三姉妹の存在ではありますが、これまた強引ではなく、かといってほっておかない、実に絶妙な距離感で零に関わってきます。
ちょっと下町っぽい関わりと言いますか。
まぁ、住んでるのが下町っぽいので、それがまたマッチするんですよね。

そんなシリアスでどっちかと言うと切ない、痛いお話ですけど、やっぱりそれを緩和する絶妙なギャグは健在でした(笑)
今回は、一番末っ子、幼稚園児のモモちゃんや、三姉妹の家で飼われてるニャーさん達。
あと、「親友でライバル!」と豪語してはばからない、KYな肥満金持ち少年棋士(彼にもなにやら曰くがありそう)、愉快でお茶目で暑苦しい先輩棋士など、てんこ盛りです(笑)

あ、もう一つどうでもいい話ではありますが、あかりおねいちゃんの巨乳具合が、実にリアルな巨乳具合だなと思いました(笑)
各方面でありえない巨乳を見てて、巨乳描写のお約束みたいなのが出来てる気がするんですけど、リアル世界で見る巨乳って、こういう乳だよなぁとしんみり思った。ホントどうでもいいんですが、ちょっと言ってみたかった(笑) だってこっちの方がリアルな分生々しくてエロいなと思ったもんで。

羽海野さんの作品は、必ず「やられる」とわかってて、あ、またやらかされそうと思っててもやっぱりはまるのは、上手いからなんだろうなといつもいつも思います。
むしろ、やられてしまいたいのかもしれません。それこそ水戸黄門の印籠や入浴シーンのようにね!(笑)

期せずしてBL作家(羽海野さんは元になるのかな?)の青年誌さくひんばかりになりましたけど、一つBL作品も紹介。
タッチ・ミー・アゲイン (ビーボーイコミックス)タッチ・ミー・アゲイン (ビーボーイコミックス)
ヤマシタ トモコ

リブレ出版 2008-01-10
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「くいものや明楽」で好きになった作家さんの新刊だったんで、迷わず購入。
ハズレなく面白かったです。

表題作は、高校生の頃一度関係を持ったものの、何となくその事に深く踏み込めずに、以来7年間「親友」として付き合い続けてる2人のお話。
短いページ数で、お互いの視点で語られる相手の事は、「なんだよ、結局両思いなんじゃん!!(;´Д`)」とわかってはいつつも、ウッカリ積み重ねてしまった7年と言う年月の壁が立ちはだかり、上手く行かないのですね。
かといって、深刻ではなく、ギャグも混じって楽しそうなんですが、その「楽しそう」というのもやはり障害になってるわけなんですよね。
そんな風な二人がどうなるか?と言うお話。
他の短編(もう一本中篇もありましたが、これまたよかった)が色々はいってました。お得な感じ。
それにしても、この方の作品は、何と言うか二人を枠組みにはめると、「SとM」って感じですね(笑)
ヘタレワンコ攻めとか、なんかそういう、よく使う言い回しよりも「SとM」が一番しっくりする気がする(^^;
・・・いや、好きなんですがね、そういうのも(笑)
全体的に、なんかこう、生きてる感が好きですね。
動き、態度、セリフ、服装、どれも生きてる感がする。きれい過ぎないのがいいんです。

最近、ちょっと萌えメーター溜まって来た気がします。
そろそろ復活したいですね。・・・多分ぼちぼちですけど(予防線)






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